綺麗すぎないものが好き

Eテレでやっている漫勉(neo)という番組が好きで再放送や録画した物も含めてよく見ています。
デジタルの回ももちろん楽しく見ているんですが、元々がアナログ世代だからか、アナログ作画の回が特に刺さるんですよね…

コミスタを買ったのは2008年ですがそこからすぐに完全に移行したという訳ではなく、下描きだけアナログにしたり、ペン入れまでアナログにしたり、オールデジタルにしてみたり…みたいなのを未だに繰り返しています。まぁもうほとんど絵は描きませんが…。

アナログって何が楽しいかって、やっぱり手の感触がそのまま紙に乗るところか、ペンで線を描くとシャッシャッってなるあの音とか、ホワイトを塗ったぼこぼこ感とか、トーンを貼って立体的になった紙とか、その辺ですかね…。
あとは「諦めがつきやすい」ところでしょうか。デジタルだと何度でも線を引き直してしまうけれど、アナログだと「まぁ…いっか…」ってなるあの感じ…その不完全な感じが私は好きです。

この前 話をしていて思ったんですけど、私は綺麗すぎないものが好きなんですよね。物でも、人でも。
明確に自覚したのは13年前ぐらいです。とある小集団で「各々が雑誌・パンフレット・チラシなんかを使ってコラージュを作る」みたいな機会があったんですが、すごくスタイリッシュできっちりした物を作る仲間がいる中、私が作ったのは手でちぎって基本の台紙からはみ出したりする作品で、その時に妙に「ああ、私はこういうのが好きな人間なんだよな」としっくりきたのを覚えています。

もっと遡ると、小学生の頃の図工の作品展みたいな時に盾?(スクトゥムと呼ばれるものに近い気がします)を自由にデザインする、みたいな課題があったんですよ。
その時、皆が左右対称に綺麗な模様を描いていたのに、一人だけおどろおどろしい色の上にサンスクリット文字的な物を叩きつけた盾を作って体育館で浮いていたな…という記憶があります。まぁそんな盾を作った一番の理由は当時3×3EYESが大好きだったからなんですが、3×3EYESが好きなのも土の匂いがするからなんですよねぇ、多分…(まぁ女の子のエッチなシーンが楽しみだったのもありますけどね!もちろん!!!)

この感覚って何なのかな~と思うんですが、私にとって「綺麗なもの、整ったもの」って、憧れと言うより緊張してしまう対象なのかなぁと思います。不完全で、整ってないものの方が人間ぽいというか、「お互いに許し合える」ような気がして(気がするだけなんですけど)、落ち着くみたいな…。許してほしい、お互いに許し合いたいんですよねぇ私は…弱い人間なので…

なんとなくアナログの原画を見ていると許される感じがあるというか…それがどんなに美しいものであったとしても「人間」感を勝手に感じて、心が落ちつくのかな…みたいなことを思いました。

あ~~~早く小汚い居酒屋で生絞りグレープフルーツサワー飲んで焼き鳥食べたいな~~~~~~

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